カーリングの種目

カーリングにはいくつかの種目があり、ルールも微妙に異なります。

そのいくつかをご紹介します。


4人制カーリング(男女別)

最も一般的なカーリングです。

オリンピックでは、1998年の長野オリンピックから正式種目となりました。

 

男女別で行われ、1チーム4人で試合をします。(他に「フィフス」としてもう1人選手を登録可)

 

両チーム交互に8投ずつストーンを投げ、最終的にハウスの中心に近いところにストーンがあるチームの得点となります。(これで1エンドが終了。)

規定の数のエンドを行い、合計得点を競います。公式戦では10エンドか8エンドであることが多いです。


ミックスダブルスカーリング

男女のペアで試合を行う種目です。

オリンピックでは、2018年の平昌オリンピックから正式種目となりました。

 

4人制と比べて、1エンドで投げるストーンが両チーム5投ずつであったり、開始時点ですでにシート上に置かれているストーンがあったりと異なる点も多く、違った戦略が求められます。試合は8エンドで行われます。

 

チームの人数が少ないため、人間模様にもそれぞれのカラーが出て面白いです。


ミックスカーリング

男女2人ずつの4人チームで試合を行う4人制カーリング種目です。

 

4人制カーリングとルールは近いですが、投球順が男女交互になっていなければならないなど、男女混合ならではのルールがあります。


車いすカーリング(チェアカーリング)

2006年のトリノパラリンピックから正式種目となっている、車いすでのカーリングです。

 

4人チームで、必ず男女混合である必要があります。

ブラシで滑るストーンの前をゴシゴシ擦る「スウィープ」をすることはできません。