知っているようで知らない?
カーリングで使う道具についていくつか紹介します。
カーリング専用シューズは、利き足は滑りにくいゴム底に、利き足と逆の足は滑りやすい素材の底(2枚目の写真の白い部分)になっています。片足が滑りやすくなっていることで、ストーンの投球動作(デリバリー)ができるようになっています。
ただし、3枚目の写真のようなゴムのカバーを着けることで、滑る側の底も滑りにくくできるようになっています。慣れないうちは安全のために、ストーンを投げるとき以外はこのカバーを着けておきましょう。
なお、体験用にはカーリングシューズの代わりに、スニーカーの底に着ける専用のカバー(または板)を使っています。これは滑りやすい素材でできており、利き足と逆の足の靴底に着けると、即席カーリングシューズになります。
カーリングといえば、滑っているストーンの前をブラシでゴシゴシこする動作(「スウィープ」と言います。)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ブラシでこすり、摩擦熱で氷を融かすことで、ストーンが滑る距離を伸ばすなどの効果があります。
先端が毛のブラシもありますが、現在は写真のようなパッドがついたブラシが主流です。
様々な素材のブラシパッドがありますが、素材による性能差が出ないよう、公式戦では使用できるブラシパッドが制限されています。
ストーンは1つ約20kg。持ち上げようとすると、なかなか重いものです。花崗岩(かこうがん)系の岩石を素材としています。
ストーンを投げる際には、必ず時計回り(または反時計回り)に回転をかけます。これにより、滑っていくストーンが次第に右(または左)に曲がって(=カールして)いきます。
このようにストーンが「カール」していくことから、「カーリング」と呼ばれています。
実は、カーリング用の氷(アイス)はただの真っ平らな氷ではありません。
目の細かいシャワーのようなもので氷の表面に水をまき、細かなツブツブ(「ぺブル」と言います。)を作っています。
このぺブルがあることで、ストーンがカールするのです。
よいアイスをつくるには熟練の技が必要とされ、カーリング場のアイスを整備する方々は「アイスメーカー」と呼ばれます。
カーリングを楽しむ者ならば、アイスメーカーへの感謝とアイスを大切にする気持ちを忘れないようにしましょう。
秋田県カーリング協会
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